新着ニュース
2012年2月1日 
PEFC入門ミニセミナーのお知らせ
この度、PEFCアジアプロモーションズはCoC認証の未取得企業の方々や一般の方を対象とした入門ミニセミナーを開催致します。
「森林認証制度とは」「PEFCの特徴」など基本的な内容となりますが、もちろん認証企業でも、改めて森林認証やPEFCについてお聞きになりたい方々のご参加も歓迎致します。
場所の関係上、少数の定員になりますが、森林認証やPEFCに関する基礎的な事柄にご興味のある方はPEFCアジアプロモーションズまでお早めにお申し込み下さい。
日時: 2月29日(水) 午後3時~4時半
場所: 測量年金会館 3階中会議室にて(東京都新宿区山吹町)
参加費:無料
定員になり次第締め切らせて頂きます
申し込み先:info@pefcasia.org
2012年1月14日 
ポーランドでPEFC認証林面積が順調な伸び
2012年1月12日付でPEFCポーランドは、同国内のPEFC認証森林が、2011年末において4百万ヘクタールに達しました。
同国の森林面積は約8百万ヘクタールであり、これにより、ポーランドの森林の約半分がPEFC認証を受けたことになります。
今後も同国のPEFC認証は急速な増加を見せる見込みです。
2012年1月10日 
PEFCがこの度のAFS声明書を支持する声明書を発表
国際PEFCは、昨年12月22日付で発表されたオーストラリアの森林認証規格(AFS)の声明書を支持するPEFC声明書を同23日付で発表しました。
このAFS声明書は、森林に関する生物多様性価値の保護にかかわるAFS規格の要求事項を紹介し、これに関し一部の現地NGOが発表しているAFS/PEFCに関する批判に対し、
そうした主張の多くが誤解に基づいていることを指摘し、特に下記に関する点に焦点を当てて説明しています。
1.「保護価値の高い(High Conservation Value)」や「原生林(primeval forest)」などの用語は一般的には使用されるが、明確な統一定義がなく、
それゆえ、国の規格であるAFSでは使用しない。しかし、これらに相当する概念はAFS規格においても認識され、その保護に関する要求事項は含まれている。
2.生物多様性の保護に関しては、AFSは独自に「重大な生物多様性(Significant Biodiversity Value)」と言う概念を採用、導入している。
3.「オールドグロース林」の用語の定義はオーストラリアで全国的に合意された解釈がされており、これはいわゆる「原生林」とは異なる。
本件に関する詳細は下記のAFS声明書およびPEFC声明書をご参照ください。
・AFS声明文
・PEFC声明書
2011年11月28日
PEFC評議会第15回総会の報告
本年度のPEFC評議会の年次総会は、11月11日にスイスのジュネーブ近郊のモントローで開催されました。
第15回目を迎えた今回の総会は、36か国の森林認証制度に加えて新規に加盟した国際ステークホルダー会員などの代表者約100名が参集する大きなイベントとなりました。
ストリート会長からは、日本、中国をはじめとするアジア諸国におけるPEFCプロモーションの成果を含むグローバルなPEFCの成長に対する祝辞があり、
また、森林の価値と持続可能な森林管理の拡大の必要性を、PEFCを通じて社会に訴える一層の努力が要請されました。
2010年度の総会議事録、活動報告、決算の承認、新理事の選任など通常の議題に加え、
今回はマレーシアの木材企業APP ティンバー(APP Timber)社が新しく国際ステークホルダーメンバーとして承認されました。
続いて、アジア3か国からの参加者および上記を含む2つのステークホルダー会員によるプレゼンテーションがあり、
2011年の総会は、今後認証の進展が期待されるアジア地域がハイライトされる総会となりました。
プレゼンテーションは、インド、インドネシア、中国の代表によって行われ、本年7月に正式にPEFCに加盟した中国の森林認証制度である中国森林認証評議会(CFCC)
の代表者からはCFCC設立の経緯と概要、およびPEFC承認の取得準備の現状についての解説がありました。
また、インドネシアの代表者からは、既存の認証制度であるLEIとは別の動きとして、
PEFCとの協働、相互承認を視野に入れて今年の9月に設立されたばかりのIFCC(Indonesian Forest Certification Cooperation) の
概要の説明がありました。さらには、インドの環境・森林省の代表者から、地元の森林認証制度の立ち上げに対するニーズの高まりや
立ち上げ準備の現状などに関する説明がありました。
以上の他にも、PEFC国際ステークホルダーの新会員であるAPPティンバー社および昨年加盟の国際NGOのEarth Focus Foundationによる活動の報告もありました。
2011年10月27日
PEFCとアフリカの木材
「アフリカの森林認証制度にとって、PEFCは有用な選択肢です。」PEFCのSarah Price 氏はコンゴ共和国ポワント・ノワールで開催された
Racewood2011において述べました。
Racewoodは、木材輸入者とアフリカの熱帯林材の生産者との間のパートナー関係を促進する独特のイベントです。
9月の末にその4回目を迎えたこのイベントには、経済、技術、環境の諸問題において協働の機会を求める400名を超える参加者が集まりました。
「アフリカ、特に、コンゴ周辺はPEFCにとって高く優先すべき地域です。この地域の森林は、世界有数の豊かな生物多様性と、高い価値を持っており、
その持続可能な森林管理の促進は急を有するニーズです。」とPrice氏は続けてコメントしました。
「PEFCの企画開発オフィサーであるRemi Sournia氏は、アフリカにおけるPEFCの低い存在感に触れて、
PEFCが各国に対して自前の森林認証規格を要求する唯一の国際森林認証制度であることを強調しました。
私どもの国際要求事項がそれぞれの国独自の環境に沿って解釈され、各国が自前の規格を有し、
そしてそれらが互いに独立していることは、私どもにとって根本的に重要なことです。これはすなわち、
各国はそれぞれ独自の規格を制定しなければならないことを意味しており、それは時に時間を要し、
多大な労力を要することではありますが、必要とされるプロセスなのです。」
ガボンには、PEFCの承認を受けた森林認証制度であるPAFCガボンがあり、これはRacewoodにも加盟しています。一方、PAFCカメルーンはもう一つのアフリカからのPEFC加盟認証制度であり、
来年のPEFC承認を目指して準備を進めています。
「Racewoodで受けた多大な関心と前向きな反応は嬉しい驚きでした。遠からず近隣の他の国々でも、PEFCの要求事項に見合ったそれぞれの国の森林認証制度を立ち上げる機会があることを望みます。
そのような各地の地元主導による動きが国際的な承認を得られるよう私どもは常にサポートいたします。」とPrice氏は、さらに述べました。
2011年10月13日
ラトビアが百万ヘクタールの森林のPEFC認証を達成
ラトビアの国立林業公社ラトビア・ステート・フォレスト(LVM)は、先月、ラトビアのすべての国有林が国際的に認知されたPEFCの持続可能性基準に見合う管理下にあることを発表しました。
LVMは計140万ヘクタールの森林を管理しており、そのうち25%は保護林となっています。LVMの理事長Robert Strīpnieks氏は、「私どもの目標は、保護林の枠を超えて、
LVMが管理するすべての森林を、環境、社会、経済の三つの観点からの恩恵をしっかり考慮する責任ある管理下におくことにあります。」と述べています。
同社は、2010年に1万3,500ヘクタールの森林の更新のために2,500万本の若木を植えました。
ラトビアは国土の約55%が森林に覆われており、人口当たりでヨーロッパでも有数の森林国となっております。
この森林資源の約半分は国有林です。国土の森林被覆面積は過去50年間に倍増し、森林はラトビアの全家族の5分の1の生活を支えています。
「ラトビアではますます多くの企業が、PEFCのCoC認証取得に興味を示しており、認証材への需要の急増が見込まれています。そうした中で、
私どももすべての森林にPEFC認証を受けることで、お客様が調達される木材の出処に関して自信を持って頂くことを確約いたします。認証は、ラトビアの林業部門にとって重要性を増しており、
ますますPEFCを求める世界市場における私どもの立場を維持、強化すると思います。」と同氏は語りました。さらに続けて、「民間部門の林家にも、PEFC認証の取得を通じて持続可能な森林管理を実行することを奨励しております。」と述べました。
2011年9月29日
イタリア製のPEFC認証品の販売がCoCへの「社会的要素」の包合を推進
ボローニャを本拠地とするAltercoop社(1985年設立)は、紙や販促商品の卸売りを主な業種とする組合で、犯罪歴のある人、
精神疾患や社会的疎外の問題を抱える若者など127名の従業員を擁する組織ですが、PEFC認証製品のお蔭で、
2010年の販売額は金融不況にも関わらず17%の成長を示しました。
認証製品の取り扱いが新規の顧客や市場開拓に繋がることを発見し、Alcoop社の経営者は業務体制を各種の認証規格への適合を確実にし、
持続可能に管理された森林からの商品のみを使用するように整備しました。
新規マーケットと新しい収入
本件に関して、同社の外部関係部長Camilla Monteventi氏は、「イタリアでも消費者はますますエコ意識を高めており、PEFC認証は新規の顧客を引き付け、
既存客との関係を強化し、当社が真に持続可能な発展と人権の尊重にコミットしていることを示すのに大いに役立っています。
PEFCによって公共部門の入札に応札する資格も得ました。今日ではボローニャでは、
すべての公共部門の紙製品の入札には認証が求められており、PEFCのような明確な認証の証明を提供できるアイテムに高い得点が与えられます。」と述べています。
この分野においてイタリアは他の欧州諸国の後塵を拝していますが、グリーン調達政策においては急速に後れを回復しています。
政府は今や物品やサービスの公共調達のあらゆる段階で環境基準を導入することを主張し、
環境や生態系への影響が最小である環境的に健全な技術、製品、解決法の普及を奨励しています。
これは国、地域、地方行政府による調達に関する持続可能性基準の採用を提唱する欧州委員会の要求に沿うものです。
Altercoopによる持続可能的な商慣習の採用は利上げの17%増加に寄与し、2010年の売り上げは2,700万ユーロとなりました、
このうち、1,800万ユーロはPEFC認証製品の売り上げ分です。こうした結果は、弱い立場にある人を積極採用するaltercoopの雇用の増加を保証するものです。
2011年9月26日
イタリア産のPEFC認証ビール?!
イタリアはワインで有名な国ですが、多数の小規模な職人気質の生産者が高品質なビールを生産している国でもあります。
その中でも、Forni市にあるFogile d’Erba社は、品質と味を環境保護と人権保護に結び付ける努力の一環としてPEFC認証を受けた
原料とフェアトレードのスパイスだけを使用することを選択しました。
Dolomites州のFruili市とAlto Adige市の間に位置する同社は、職人が作る高品質の地ビールの生産者で、
年に4種のビールを各々6千本生産しています。これらのビールの特徴は、原料にFruilian Dolomites自然公園と
その認証森林から産出されたものが使用されていることです。
同者のオーナーであるGini Perissutti氏は、「私どもが使用する品は厳しく地元産に限っており、
高い品質、環境の保護、社会問題の認識などは共存可能なのだということをこのビールで表現したいのです。
これこそが、私どもがPEFC認証を受けた森林からの松樹脂と松葉のみを使用する理由です。
認証によって森が持続可能に管理されていることの確証が得られているのですから。」と述べています。
「私どもの業界では、この選択が商売の上で直接影響することはありません。しかし、面白いことに消費者に関心が湧き、
味わって見たいという気持ちが起きる様です。私どものこうした考え方や取組みについてはまだまだ説明が必要ですが、
自然が私どもに与えてくれる土地と資源を正しく利用することが可能であることの理解へと繋がることを信じます。」
と同社のPerissutti社長は述べています。
「私どもの業界では、この選択が商売の上で直接影響することはありません。
しかし、面白いことに消費者に関心が湧き、味わって見たいという気持ちが起きる様です。
私どものこうした考え方や取組みについてはまだまだ説明が必要ですが、自然が私どもに与えてくれる土地と
資源を正しく利用することが可能であることの理解へと繋がることを信じます。」
と同社のPerissutti社長は述べています。
2011年9月13日
建築、建材部門向けのパンフレットができました
PEFCでは林産品の部門ごとにPEFC認証の価値を説明するPEFC部門別パンフレットを製作しておりますが、
この度、その日本語版の第一弾として「建築とPEFC認証木材」「建築家、デザイナーと認証木材」(写真)が完成しました。
ご希望の方はPEFCアジアプロモーションズまでご請求ください。
2011年8月5日
インドネシア製のPEFC認証紙に対するグリーンピースからの苦情に関する調査結果の報告
グリーンピースは、2010年7月に公表した報告書において、PEFCのCoC認証を取得したAPP社が違法な原材料を使用しており、
これは認証の要求事項に明確に違反しているとの情報を伝えました。この情報に基づき、
PEFCは直ちにこの件の関係認証機関である南アフリカのSGS社に対して正式な苦情を申し立てました。
このPEFCからの苦情への対応として、SGSはグリーンピースの主張の様に、
APPがPEFCのCoC規格に照らして認証を受けたAPPの製紙工場が違法原材料を生産に投入したかどうかを調べるための調査を調査会社に委託し、
その調査結果は、すべての原材料が合法であったことを示しました。
この調査結果は、直ちにグリーンピースにあてて報告されました。
本件の公表が遅れた理由は、本件に関するグリーンピースとの事後の追跡議論のための時間、
および、本件に関するさらなら証拠書類の提出の有無を確認するための時間を確保するためでした。グリーンピースからその後の証拠書類の提出がこれまでなかったので、
PEFCはこの度本件を公表することとした次第です。
本件に関するSGS社からの回答書はこのウェブサイトの「PEFC声明書」のページでご閲覧頂けます。
2011年8月3日
PEFC GD 2001:2011の和訳版が完成しました
この度、PEFCの新しいガイド文書PEFC GD 2001:2011の和訳版が完成しました。
現在、PEFCのCoC認証企業の皆さまには、2012年5月26日を最終日として、PEFC-CoC改正規格への移行をお進め頂いておりますが、
PEFCでは、この改正規格への円滑な移行をお手伝いするためのガイド文書としてPEFC GD 2001:2011を作成いたしました。
PEFCアジアプロモーションズはこの程このガイド文書の日本語訳を完成し、このウェブサイトのテクニカル文書のページに
掲載いたしました。
改正版のCoC規格の解釈の手引きや参考書として是非ご活用ください。
2011年8月2日
中国の森林認証制度がPEFC評議会に加盟、ロシアの森林認証制度がPEFCに再加盟、再承認!
PEFC評議会は7月末のニュースとして、本年初頭より申請を受けていた中国の森林認証制度「中国森林認証委員会(CFCC)」の
正式加盟が受理されたことを発表しました。PEFCはマレーシアのMTCCに続く、アジアで2番目のメンバーとして
これを歓迎しました。CFCCは現在、PEFCと相互の承認を目指して準備を進めています。
これと同時に、一時的に加盟資格を失っていたロシアの森林認証制度RNCFCの最加盟、再相互承認が認められました。
2011年7月28日
ガボンで「FLEGTと認証」ワークショップ
この度ガボンのリブルビル市で開催されたワークショップで、PEFCのプロジェクトおよび開発部長Sarah Price氏は、 「ガボンは熱帯地方の諸国の中で、PEFCの承認を通じて国際水準にあることを認められた持続可能な森林管理規格を策定した数少ない国の一つです。 それは、ガボンが、熱帯諸国の真のリーダーであり、大きな機会を責任を持って提供していることを意味します。」と述べました。 これはガボンの森林認証制度PAFCが主催した「FLEGTと認証」ワークショップの終了時に発表された表明です。 このワークショップには20を超える公共、民間、市民社会部門の代表者がステークホルダーとして参加しました。
EUのFLEGT(森林法執行・ガバナンス・貿易)に関する行動計画は、市場から違法材を排除し、合法材を供給し、責任ある木材に対する需要を増大するための多くの措置を提供しています。 FLEGTの核心的な部分は、合法木材の取引や相手国における適切な森林統治へのサポートを確実にするための自主的二国間協定(VPA)です。欧州連合とガボンの間のFLEGT VPA交渉は2010年の10月に始まりました。
PEFCなどの森林認証制度は、林業の合法性のみを要求するのではなく、持続可能な森林管理を確証するものであり、FLEGTの範囲を超越したものです。「この会議の目的は、FLEGTとPEFC認証の関係について議論し、 合法かつ持続可能な認証材を国際市場に提供する林業界の努力をFLEGTがどこまでサポートできるかを考えることにあります。
水・森林管理行政部のSylvain Nze Nguema次官およびPAFCのRose Ondo氏による開会の辞に続き、PEFCのPrice氏は「ガボンの森林部門が地元のステークホルダーがすでに多くを投資し、
すでに利用可能となったガボンの森林認証制度を十分に活用されることを願います。」と述べました。
「森林認証とFLEGT VPAにはいくつかの重要な点で重なるところがあるので、地元のステークホルダーはガボンの森林認証制度の策定期間中に得られた教訓を今後の国家木材ライセンス制度の設立に活かせます。」 とPrice氏は続けて述べました。
参加者は、FLEGTのFocal PointであるRichelieu Zue Obame 氏からFLEGTについてより多くを学ぶことが出来ました。 PAFCカメルーンのChristine Nkene氏はFLEGTとPEFCのプロセスの色々な要素を比較し、制度制定の工程の類似性や、併せて主な相違点なども明示しました。 「今回の会議によって、PEFC認証をガボンで推進するための多数の推薦事項を得ることが出来ました。」と結びました。
2011年7月4日
御社の宣伝をPEFC本部のホームページ上に載せてみませんか?
貴社にはお客様や一般消費者と共用したい様なPEFCに関わる良い話がありませんか?
この度、PEFC評議会はステークホルダーの皆さまによるPEFC認証にかかわるサクセス・ストーリーを募集し、「PEFCケース・ストーリー」としてPEFC評議会のウェブサイトで一般公開をしております。
これは、PEFCが提供する諸々の価値を広く皆様に知って頂くとともに、認証企業の持続可能な森林管理の普及 へのサポートやCSRへの取り組みをPEFCのネットワークを通じて世界に伝える良い機会ともなりますので、ぜひ積極的にご利用ください。
なお、PEFCケース・ストーリーへの登録、投稿は英語になりますが、原稿は日本語、英語両方でご用意ください。
書式は自由ですが、内容につきましてのガイドラインと、実際の投稿文の例をご参照ください。
ご応募、お待ちしております。
2011年6月16日
オランダ政府がNGOからの苦情を拒絶し、PEFCに肯定的な判断
オランダ政府の木材調達評価委員会(TPAC)は6月7日付で、国際PEFCグループがオランダ木材公共調達政策の基準に見合っていることを確認しました。同委員会は、オランダの5団体の主張を根拠なしとして拒絶し、同政府がPEFCに関して下した今回の判断の見直し要求について、これを根拠なしとの結論を出しました。
TPACは、オランダの木材公共調達政策の中でオランダ調達基準に照らして持続可能な森林管理認証制度を評価をすることを目的に2007年に設立された制度で、PEFCが2010年のオランダ市場におけるオランダ政府の調達基準に満たしているという評価を下しました。PEFCは、18原則のうち15原則について最高点である2点、3原則については1点を獲得しています。
オランダの5民間団体(WWFオランダ、グリーンピース、オランダ先住民センター、開発協力のための教会間機構、FOEオランダ)は、この判断に関して苦情を程していました。
TPACは、「国際PEFCグループについて綿密に評価し・・。TPACはPEFCが各国の認証制度がTPAC基準にまさに見合ったものであることを保証した、との結論に達した」と述べています。
今回の苦情に対する政府の回答は、統制可能な範囲を超えた問題に関して認証制度が責任を負うことは不可能であることを明確にしました。 PEFCの決議機関が一定の関係者グループを含んでいないという今回の苦情に対し、TPACは「これらの関係者グループは、PEFCのする決議に対して参加を呼びかけられているにも関わらず意図して不参加を選択しているのであり、こうした事態は、国際FSCがその委員会メンバーに対し、 他の認証制度の決議機関に参加することを禁じていることが原因となっている」と回答をしました。
TPACはPEFCの改正規格に関してはまだ包括的な評価をしていませんが、委員会は、この改正が特にPEFCが満点を得なかった3原則(先住民の権利および生物多様性の保護)に関するPEFCの要求事項をさらに強化したものであると認識しています。両団体ともこの決定に対する苦情があれば6週間以内に申し出ることが出来ます。
2011年5月31日
スペイン・グリーンビルディング協会とPEFCが持続可能な建築で協調
PEFCスペインは、2011年5月の国際建築展「CONSTRUMAT」の期間中に締結された合意に基づいて、スペインのグリーンビルディング協会(GBC)との共同で、
例えば認証材の使用など、建築における最善慣行を促進しています。
これら2つの組織は、建築業界が森林認証と地域の認証木材から得る恩恵を拡大するためのアイデアや提案を進展させるために協力を推進旨を確約しています。
合意は、PEFCスペインの会長Francisco Rovia氏とスペインGBCの会長Felipe Pitch-Aguilera氏との間で締結されました。
Pitch-Aguilera氏は、PEFCスペインを招聘して、PEFCが木材の認証に関する教育訓練やワークショップの提供などを通じてGBCの諸活動の展開に直接関与できるようにしました。
PEFCスペイン会長が木材やコルクなどの認証林産品がもたらす環境上の恩恵を強調することで、認証林産品は、小規模カーボンフットプリント、更新性、
リサイクル性などを含む持続可能な建築物の枠組みにとって不可欠な素材となっています。
2011年4月25日
<重要> PEFCアジアプロモーションズ事務所移転のお知らせ
PEFCアジアプロモーションズはこの度の震災に関連して
5月2日より事務所を下記の住所に変更します。
急な変更で皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくご了承の程お願い申し上げます。
- 新住所:
- 〒162-0801 東京都新宿区山吹町4-7 新宿山吹町ビル302号
- 電話番号:
- 03-3513-0291
- FAX番号:
- 03-3513-0292
なお、電子メールアドレスに変更はございません。
2011年4月25日
PEFCリオ宣言に関するPEFC会長のメッセージ
PEFC評議会の会長ビル・ストリートは、4月15日付のPEFCニュースにおいて持続可能な森林管理 に関するグローバルな対話を推進するためのツールとして、ステークホルダーによる PEFCリオ宣言への署名を呼びかけました。以下はその内容です:
約20年前に、世界各国政府は私たちの森林を守ることが出来ませんでした。以後ずっと、
この失敗は私どもに課せられた課題であり、世界の大多数の人々が世界の緑の肺とも言うべき森林を救うため多大な努力をしてきました。
PEFCのリオ認証宣言は、持続可能な森林の管理を一層促進するためには、森林認証やその継続的な成長を推進しなければならず、
そのために何が求められているかに関する指針を提供する一連の諸原則が求められている、との考え方に基づいています。
森と同様、人の考え方もその成長には多くの時間が必要です。時間の経過とともに、それはますます複雑で多様になり、ついには成熟に至ります。
世界の森林の持続可能な管理もこうした考え方の一つです。
「持続可能性」の考え方
持続可能な森林管理の考え方は、「持続可能な発展」の概念に則ったもので、統合され、等しく大切な三つの柱の上に成り立っています。
すなわち、環境上の健全さ、社会的な正義、そして経済的な有効性です。
これら必須の要素のうちのどれかを欠いたり、それへの注意が不十分であったりすることが、
持続的な開発と同様、森林管理における持続可能性を成功させる機会を著しく損なうことに私たちは気づいています。
「持続可能な発展」の概念とこれら三要素の間の相関関係はもともと1987年のBrundland 報告によって広められましたが、
その考え方がいよいよ確固としたものとして受けいれられたのは、
1992年のリオ地球サミットでおいてでした。
言葉の普及
リオ地球サミットから発せられたメッセージ、すなわち「我々自身の態度や行動の変更こそがいま求められている変化を実現する」、 というメッセージは世界中の大多数の人々が耳にしています。 このメッセージは、我々が直面している課題の複雑性を反映したもので、 各国政府が採るあらゆる経済的な決定が確実かつ十分に環境や社会的な影響を考慮したものである様に、 国内外の計画や政策の方向性を変更する必要があることを認めたものです。
サミットの成果
このサミットは、我々の地球社会による持続可能な発展の見方に根本的な影響を与えた5つの文書として結実しました。
包括的な文書であるリオ宣言書は、人々が発展をする権利、および共通の環境を守る責任について定めています。アジェンダ21はあらゆるタイプの組織や働きかけが、
全地球、国、地域のレベルで起こす行動の青写真になりました。
森林認証の誕生
第五番目の文書「森林原則」はあまり知られていませんが、
その「森林は経済的発展やすべての形の命の維持に不可欠である」との前文とともに、
その持続可能な発展の総合的な概念との関連性は、自明のことと思われます。
しかし、各国政府は、持続可能な森林のためのグローバルな強制力を伴う合意を取り付けることはできませんでした。
世界の森林が直面している課題や各国政府の対応能力の欠如こそが、森林認証の考え方の誕生につながったのです。この自主性に立脚したメカニズムは、
森林所有者がこの森林原則の精神を実行するための枠組みを提供しました。
森林を持続可能に管理する方法のガイダンスや第三者認証を通じた責任ある施業のあり方を示し、これを有効にする機会を提供しました。
森林認証は、時間の経過とともに、グローバルな社会が持続可能な森林を普及するためのもっとも重要なツールの一つになりました。しかしながら、
この動きは立ち往生しています。いまだに、世界の認証森林の割合は約9%に留まっています。国連は、一度は急速に拡大した森林認証の努力がここ数年は滞っていると警告しています。
リオ森林認証宣言
2010年にリオで公表されたリオ森林認証宣言は、森林認証と持続可能な森林管理の継続的な成長をよりよく推進するためには共通する一連の原則が求められている、
という考えに基づいています。
宣言書は、その前文の中で「世界の森林がもたらす環境、社会、経済的な恩恵の保全という課題が地球上の生命に不可欠である。」
ことを認めています。 それは、人が森を持続可能に管理する世界、我々の惑星が持つ統合的かつ相互依存的な性質を認める
世界、生活の糧を森林に依存する農村共同体、原住民、家族の重要性を求め、これを大事にする世界、を求めており、
森林認証が社会に提供できる恩恵を最大化するための共通の枠組みとしての10原則を提唱しています。
リオ森林認証宣言は、以前に他の文書において提唱された1992年のリオ宣言や人権のユニバーサル宣言、アジェンダ21、国連憲章、
森林原則を含むすべてのステークホルダーがサポートできるような枠組みを設立するための考え方を取り上げています。
この運動に参加を!
多数の森林認証制度の中でも世界最大であり小規模な家族経営の林家が選ぶ認証制度であるPEFCはこの運動をサポートしています。
私は、個人としての貴方、または市民社会、ビジネス、または政府の代表者としての貴方がぜひリオ森林認証宣言をサポートし、これに署名をして頂きたいと思います。
リオ森林認証宣言は2010年のリオ地球サミットですべての署名をつけて提示されます。
PEFC会長
ビル・ストリート
2011年2月22日
PEFC リオ宣言!
PEFC評議会は、昨年11月にリオデジャネイロ市で開催された第14回PEFC総会において「PEFCリオ宣言」を発表しました。 これは、PEFCに加盟する各国森林認証制度が共通に採用する持続可能な森林管理の基準、 「政府間プロセス」の源流である1992年の国連地球サミットにゆかりの同市での総会開催を記念して発表したものです。 この宣言書では、森林認証制度が社会に果たすべき役割と現在抱える課題、さらに今後の目標を解説しており、特に、 森林認証の今後の発展のためには、立場や考え方の異なるステークホルダー間で競争、排除ではなく 協力、協同を進めることが必須であることを強調しています。
詳しくはPEFC リオ宣言のPDFファイルをご参照ください。
2010年11月29日
PEFC評議会が改定PEFC規格を発表
世界の認証森林の約3分の2を占めるPEFC森林認証プログラムは、本日、持続可能な森林管理、
CoC、規格の制定、グループ認証、およびPEFCロゴ使用規則に関する各々の改正規格書を発表しました。
新規格は2010年11月12日に開催されたPEFC総会において承認されました。
「今回の新しい規格は、森林認証の社会面、特に要求事項、透明性、およびステークホルダー(関係者)
に関する記念すべき進展を示すものです。」と、
PEFC評議事務局長のベン・ガニバーグは述べています。
持続可能な森林管理に関わる今回の規格改定では、森林の転地、農薬、遺伝子組み換え作物、
生態学的に重要な森林、慣習や伝統に基づく諸権利、さらに、ILO原住民および種族民条約などの諸問題に取組み対処しています。
さらに、各国における規格制定に関する要求事項は、透明性や公共情報に関わる基準を定め、
アジェンダ21が持続可能な森林管理に関わりを持つステークホルダー(CSD主要グループ)として定める主要9グループを承認しています。
今回の改正の過程は、「development(235 kB)およびglobal public consultation (1.3MB) 報告書に詳述されています。
改定されたCoC規格およびロゴ使用規則は、世界の多数の認証企業が過去10年間にわたって経験したことを統合しました。
今回の大きな変更としては、リサイクル原材料をPEFC認証原材料の認証主張として認めたこと、
および社会的側面における要求事項を追加規定したことです。これらの社会的な要求事項は消費者や購買者に対し、
CoCに連なる企業による基本的な権利の尊重に対する信頼を拡充し、供給チェーン上の企業のビジネスリクスを最小にします。
この改正の過程は、「development(142 kB)報告書に詳述されています。
本件に関する詳細情報は下記
- プレスリリース:Leading Sustainable Forest Management Standard Approved by PEFC
- プレスリリース: “Historic Moment for Forest Certification”
新しい規格書
- 規格の設定-要求事項 (PEFC ST 1001:2010)(165 kB)
- グループ森林管理認証-要求事項(PEFC ST 1002:2010)(144 kB)
- 持続的な森林管理-要求事項(PEFC ST 1003:2010)(201 kB)
- 林産品のCoC-要求事項(PEFC ST 2002:2010)(353 kB)
- PEFCロゴ使用規則-要求事項第2版(PEFCST 20012008)(254 kB)
- PEFC ST 2001:2008 PEFCロゴ使用規則-要求事項への修正第1号 (153 kB)
今回のCoC規格の改正は11月26日で発効し、移行期間は12カ月間です。
現在、PEFCアジアプロモーションズでは上記の文書の和訳を準備中です。和訳が完了し次第このサイト上に掲載致します。
なお、英文によるオリジナル文書はPEFC評議会のウェブサイトwww.pefc.orgにて入手可能です。
本件に関するご質問は各PEFC CoC 認証機関またはPEFCアジアプロモーションズまでご照会下さい。
2009年11月
FSCが10月に発表したFSCコントロールウッド基準とPEFCとの比較報告書に対しPEFCが批判的なコメント
2009年10月にFSCはFSCコントロールウッドの基準とPEFCを比較した報告書を公表しました。これに関し、PEFC評議会は、これは自前の基準に無理にPEFCを対応させた分析であり、数千にも及ぶPEFCやその他の森林認証制度の立ち上げに関わった研究者、政府関係者、林業従事者、NGOなどの努力や貢献を全く無視し、持続可能な森林管理の普及という森林認証制度の使命にそぐわないものとして、これを強く批判しています。
詳しい内容はPEFC評議会声明
でご覧いただけます。