大韓民国がPEFCの最新メンバーに

2016年 6月 29日

この度、韓国の森林認証制度が最新メンバーとしてPEFCへの加盟が認めらました。これに関し、韓国林業振興研究所(KOFPI)のHyemi Lee氏は、「この度PEFCファミリーの一員となれて大変嬉しく誇りに思います。 韓国の森林認証制度の立ち上げに当たっては乗り越えるべき多くの困難があり、それだけにPEFCグループ全体から受けたサポートは大変有難いものでした。国際PEFCからの必須情報に加えて、ブラジル、カナダ、中国、ドイツ、日本、マレーシアなど色々な国のPEFCから多くの助言を得ました。」と述べました。

これに応えて、PEFCのBen Gunneberg事務局長は、「各国の規格を高いレベルで現地条件に適応させる能力は、PEFCの強みの一つです。今回、韓国の森林認証制度制定のお手伝いをする機会を得たことは、 PEFCに向けての動き
続けて、LEE氏はPEFCの国際要求に見合う韓国独自の森林認証制度を立ち上げる動議について説明し、「韓国では過去数年にわたり森林認証は存在していましたが、それは我が国の状況には沿わないものでした。 韓国の森林の明確な特徴を反映する自前の認証制度が欲しいという声が、関係者から増大し、韓国森林認証制度(KFCC)の立ち上げへと繋がりました。これまで、KFCCは国の規格の制定、テスト認証の実行、 そしてPEFCの承認を得るための大きなステップであるPEFCへの加盟など様々な活動を展開してきました。さらに、KFCCは年内のPEFC承認申請を考えており、これを通して国中に持続可能な森林管理を促進、拡散したいと思っています。」と述べました。

PEFCにとって大変嬉しいことです。世界中のPEFC加盟メンバーが、地元の人々との協働で自分たちのニーズを満たし、かつ国際社会からの期待に沿う形で持続可能な森林管理の要求事項を策定する経験という大きな富を集積しています。これをKOFPIと共有できることを楽しみにしております。」と歓迎しました。

SGEC森林認証フォーラムin Tokyoのご報告

2016年 6月 17日

去る6月7日に「SGEC森林認証フォーラムin 東京~森林認証の更なる発展と国際化に向けたフォーラム2016」が、SGEC主催、PEFCアジアプロモーションズ共催、林野庁後援の下、東京大学弥生講堂一条ホールにて開催されました。このフォーラムは、SGECが6月3日に正式にPEFCの承認を受けたことの祝賀と報告、 そして副題の通り国際化された日本の森林認証制度の一段の発展と国際化に関わる機会と課題がテーマでした。

このフォーラムは、2012年10月にSGECのPEFC加盟とPEFCアジアプロモーションズの設立10周年を記念して開催された「これからの日本における森林認証普及フォーラム」に続き、 高円宮久子妃殿下のご臨席の光栄に預かりました。妃殿下からはお祝いのお言葉に加えて、関係者のこれまでの努力に対する労い、さらに国際制度となったSGECの役割と持続可能な社会実現への貢献に対するご期待のお言葉を 日本語および英語で賜りました。

フォーラムは、主催者SGECの佐々木恵彦会長による開会の辞から始まり、妃殿下のお言葉に続き、来賓として林野庁の今井敏長官、国際PEFCからベン・ガニバーグCEO、そして英国PEFCからアラン・ワトキンス専務理事による祝辞とご挨拶がありました。 続いて国際PEFCとPEFCイタリアの制作によるビデオ2本の上映の後、PEFC本部から届いたばかりの「相互承認証書」が、高円宮妃殿下のお立会いのもとにガニバーグCEOより佐々木会長に授与されました半では、筑波大学の志賀和人教授から「環境新代を迎え今後の森林認証制度の果たす役割」およびSGECの中川清郎理事から「国際認証制度としてのSGEC制度の概要と今後の活躍」のタイトルによる講演があり、多数多彩で充実した内容となりました。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック関連施設や印刷物に認証材の使用が見込まれる中で、森林認証に対する関心度は急速な盛り上がりを見せており、これを反映してこのフォーラムには関係各界から約300名という多数の方が出席し、SGECの新しい門出を祝いました。 PEFCアジアプロモーションズでは、このフォーラムの詳細について近々に報告書の発行を予定いたしております。

加えて、翌々日には日本治山治水協会会議室にて「PEFCプロジェクト認証セミナー」が開催されました。これは、認証材使用100%の偉業を達成した2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックにおいて必要とされたプロジェクト認証の導入と実行に直接深く携わった関係者である英国PEFCのワトキンス専務理事に講演を特に依頼したもので、建築、建材、木材業界を中心に65名の参加があり、これも関心の深さを窺わせました。

SGEC森林認証フォーラム・プログラム

 

フランスのクレジットアグルコル銀行の小切手にPEFC認証紙

2016年 5月 23日

この度、フランスのCredit Agricole銀行の顧客は、持続可能に管理されたPEFC認証森林に由来する紙製の持続可能な小切手帳を使用することが可能となりました。

フランス最大の支店網を誇り欧州をリードする銀行であるCredit Agricole銀行は小切手用の紙にPEFC認証紙を選択しました。これには二つの目的があり、一つは私たちの森の持続可能な管理に対するコミットメントであり、もう一つはお客様からの要望への対応です。

2014年10月に同銀行グループが実施した調査によれば、お客様の約4分の1が環境配慮型の小切手を希望しており、2015年にはCredit Agicole 銀行は2,340万枚の小切手を発行しました。

数字で見る小切手<br>
• フランスにおいて最も普及している支払い手段である
• 欧州連合内で発行される小切手の71%がフランスで発行
• 2013年、フランスでは一人当たり37枚の小切手を使用

パイオニアとしてのステップ
このことについて、同銀行の持続可能な開発ディレクターであるStanislas Pottier 氏は、「2年前、Credit Agricole銀行はフランスで最初の環境配慮型の銀行カードを発行し、銀行カードのリサイクルへんの簡易に着手しました。 責任ある森林管理は気候変動の克服のための重要なツールであり、PEFCを選んだことは大変有意義なことでした。」と、述べています。

フランスPEFCの会長Marc-Antoine de Sèzeは、「このCredit Agricole銀行の主導プロジェクトによって、高邁な動機に基づく行動を日常的なものとすることが可能になりました。認証製品を選ぶことで、誰もが私たちの環境を守ることができることを信じております。」、と述べました。

「SGEC森林認証フォーラム」および「PEFCプロジェクト認証セミナー」開催のお知らせ

2016年 5月 11日

PEFCおよびSGECは6月上旬に掲題のイベントを開催いたします。

SGEC森林認証フォーラムは、今月末を目途にSGECが取得する見通しであるPEFCの承認(相互承認)の記念および 関連説明を目的として6月7日午後に開催されます。

PEFCプロジェクト認証セミナーは6月9日午前に開催され、目的は認証材を使用する2020年五輪関施設の建設など求められる プロジェクト認証について2012年ロンドン五輪のケースなどを参考に解説説明することを目的としています。
建築建設関係者の皆様には重要な内容ですので、関係者はぜひご出席ください。

各イベントのプログラムは下記です。

SGEC森林認証フォーラム
PEFCプロジェクト認証セミナー

お申込みは下記まで
info@pefcasia.org

グリーンビルディングのLEEDクレジットがPEFCを承認

2016年 4月 18日

グリーンビルディング運動は、建築家、ビルダー、デザイナー、設計者に至る多くの関係者が参加していますが、この度LEEDが責任ある調達源からの林産品の適格材としてPEFCを含めたことは、この運動に大きな貢献となります。

米国グリーンビル協会(USGBC)は、2016年のAlternative Compliance Path (ACP:代替方法)」を発表しました。ACPは、「ASTM規格D7612-10」が定める認証林からの木材製品の使用にクレジットを与えるもので、北米の森林認証制度であるATFS、CSA、FSIなどPEFC加盟の認証制度やFSCなど国際森林認証制度を認めています。ACPは、Homev4やLEED2009を含むすべてのLEEDv4各付けシステムに適用されます。

国際PEFCのベン・ガニバーグCEOは、「持続可能なPEFC認証材は、建築家や建設業界に大きな機会を提供しており、最小の環境フットプリントで新しい建築ソリューションを提供する木材利用を促す今回の措置は気候変動、人口増加、都市化などの課題への対処に一層弾みをつけます。

LEEDがPEFCを認めたことによって、建築プロジェクトは今後LEEDとPEFCのプロジェクト認証をダブルで取得することが可能になりました。建築業界は、木材製品の最大バイヤーの一つであり、これは市場で今後どのような木材が求められるかに大きな影響を及ぼします。PEFCは、建築家、設計者に最大のオプションを提供することで、建築における木材使用が増加することと期待しています。」と述べました。

木材は、その美的な質感や他の素材と比べての再生性の大きさや環境上のメリットなど数え切れないほどの利点により、建築における大変人気の高い素材となっています。森林認証は、木材が持続可能な管理下にある森林からのものであることを証明します。

PEFCは世界を主導する森林認証制度であり、世界中のグリーンビルディング協会に認められ、例えば英国政府による独立評価でも最高点を取得しています。

「PEFCに関するファクト情報(2016年版)」発行のお知らせ

2016年 3月 30日

PEFCアジアプロモーションズは、この度「PEFCに関するファクト情報(2016年版)」を作成しました。
この参考文書は、PEFCやSGECに関する基本的な最新情報に加えて、最近よく聞かtれる質問への回答をまとめて解説したものです。森林認証に対する社会的な関心が高まる中、 関係者の皆様の森林認証、PEFC、SGECに関するご理解のためにお役立て下さい。

この文書には下記の項目が含まれています。
1 森林認証の普及状況について
2 森林管理について
3 違法伐採問題について
4 PEFCについて
5 PEFCの関連団体・関係者について
6 PEFCへの評価について
7 PEFCの規則について
8 緑の循環認証会議(SGEC)との相互承認
9 2020年の東京オリンピック・パラリンピックについて
10 アジア関係
11 非木材林産品について
12 その他

「PEFCに関するファクト情報(2016年版)」

第35回ジャパン建材フェア出展の報告

2016年 3月 23日

jk-fair-3去る18日、19日の両日にわたって東京ビッグサイトにおいて開催された第35回ジャパン建材フェアは、今回も全国から2万を超える入場者を迎え、 盛況のうちに終了しました。
主催者のジャパン建材株式会社様の計らいで入口の壁に設置された森林認証制度普及コーナーも人目を引く「2020年ロンドンを超えよう!国際森林認証材で!」の 横断幕で大いに来場者の注目を集めました。

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PEFC/SGEC合同ブースにも多くの方が訪れ、木材業界のPEFCやSGECに対する関心の盛り上がりが再確認されました。

SGECフォーラム「アジアにおける森林認証の実態と日本における普及の在り方」の報告

2016年 3月 8日

2016年3月7日(月)木材会館(東京・新木場)大ホールにて掲題のフォーラムが開催されました。

主催: 緑の循環認証会議(SGEC)
協賛: PEFCアジアプロモーションズ、持続可能な日本産農林水産物の活用推進協議会
後援: 林img_3360野庁

このフォーラムは、SGECと国際森林認証制度PEFCとの相互承認が数か月後に見通される中、この度のPEFC評議会のベン・ガニバーグ(CEO)の来日を機に開催されたものです。
SGEC会長の開会の辞、来賓の林野庁次長沖修司様ご挨拶、ガニバーグよる基調講演があり、 続いて木材・建材、紙業界、印刷業界、労連及びNGOの各分野を代表する6名のパネリストによる各界の立場からの森林認証に関する事情、取組状況、今後への期待や見通しなど講演の後、パネルディスカッションが行われました。
img_3378森林認証の普及が直面する課題や相互承認によるビジネス機会拡大の可能性など、現場の声を代表する様々な意見が活発に出され、また同時に2020年の東京五輪へ向けて認証材使用の拡大と森林認証制度の一段の普及への期待の大きさも伺われ、全国からの約180名の参加者の方々と共に、SGEC・PEFCなど森林認証の拡大のための協調と協同の必要性を共有する大変有意義なフォーラムとなりました。img_3380

PEFC/SGECが公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会による意見公募に応募

2016年 2月 16日

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会(組織委員会)は、年頭に持続可能性に配慮した大会運営計画のフレームワークおよび調達コードの基本原則を発表し、去る2月12日を締め切りとした意見、提言の公募を実施しました。

この持続可能性に配慮した運営計画のフレームワークや調達コードでは、持続可能性を「環境:生態系・生物多様性の保全、土壌や水質の保全、リサイクルの奨励など」「社会:人権の尊重、適正な労働環境・保健・安全、など」「経済:公正取引、地域社会の経済発展など」の3つの側面から定義しており、これは私ども森林認証の関連規格や規則のコアとして中心をなし、私どもが常にあらゆる機会を通して説明、強調している概念と合致しています。

これを受けて、国際PEFCおよびPEFCアジアプロモーションズ/緑の循環認証会議(SGEC)は、それぞれ2020東京五輪において使用される木製の施設や用具、印刷物、切符などに使用される紙製品などにPEFCやSGECなどの森林認証品を使用することが上記の持続可能性原則に沿うものである点を強調し、これを提言しました。

また、これとは別に、農産物、水産物、畜産物、林産物など農林水産物の各分野における認証、検証、推進団体が設立する「持続可能な日本産農林水産物の活用推進協議会」も、東京五輪で安心安全で持続可能性が担保された日本産の農林水案産物の使用を提言する意見書を提出しました。この協議会には下記の団体が加盟しています。

・NPO法人 水産資源回復管理支援会
・一般社団法人 大日本水産会
・公益社団法人 中央畜産会
・一般財団法人 日本GAP協会
・一般社団法人 日本食育者協会
・公益社団法人 日本適合性認定協会
・一般社団法人 緑の循環認証会議
・一般社団法人 RMA

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