SGEC認証林からの杉材を使用したトヨタのコンセプト・カーがウッドデザイン賞2016を受賞!

2016年 12月 28日

先般12月8日より3日間にわたって東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ2016年で2016年のウッドデザイン賞が発表され、 最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞したトヨタのコンセプト・カー「Setsuna」が入り口付近に公開展示され, 17万を超える入場者を驚かせました。

木に関するあらゆる物や事を対象に社会や暮らしを豊かにし、人を健やかにするなどの視点からデザイン性を評価するこの賞は、林野庁の補助事業として木材利用の普及、 促進を目的として昨年開始されました。

審査は、建築・空間・建材・部材部門、木製品部門、コミュニケーション部門、技術・研究部門の専門家16名が担当しています。

トヨタ自動車株式会社の技術・研究分野が制作した木製のコンセプト・カー「Setsuna」は、「年月を経て変わることを愛でる」というコンセプトを具現化したもので、 愛情をもっていたわることで色合いや姿が変わり、世代を超えて受け継ぐ家族だけの車になることを狙ったものです。

 

この車に使用された木材には、緑の循環認証会議(SGEC)の認証を受けた住友林業株式会社の社有林で育った杉が使用され、環境への配慮が考慮されたことが大きな話題になりました。

PEFC フォレストウィークのご報告

2016年 12月 21日

2016年11月14日からインドネシアのバリ島において第21回PEFC総会を兼ねるPEFCフォレストウィークが開催されました。この総会で新しくPEFCに加盟した3か国を加えて 総勢46か国となったPEFCが主催するこのフォレストウィークには約50か国から様々な関係団体、関係者約230名が参集し、 「持続可能な生計のための持続可能な景観」のテーマの下に持続可能な景観のために森林認証が貢献できる可能性について活発な議論が行われました。

アジア地域においては、近年地元の森林認証制度の立上げとPEFCへの加盟の動きが急速に進んでおり、今回はアジアでの開催ということもあって、アジア諸国からの出席者が目立つイベントとなりました。

PEFC総会や加盟メンバー会議においては、2015年度の決算や2016年度の予算の承認に加えて、下記が議題とされそれぞれ承認、議論されました。

1) 2016年には、新規メンバーとしてPEFCハンガリー、大韓民国(KoPI)、PEFCルーマニア、PEFCマケドニア、タイ森林認証協議会(TFCC)が加盟を認められ、これによりPEFC加盟の森林認証制度を有する国は46か国となりました。
さらに、緑の循環認証会議(SGEC)、マレーシアの人工林管理規格(MTCC)の承認、およびスロバキア、ノルウェー、ロシア、ドイツ、チリ、ラトビアの認証制度が再承認されました。
また、国際ステークホルダー会員として新たに4団体が承認され、世界各地の計29団体がPEFC国際ステークホルダー会員となっています。
2) PEFC会長としてPEFC英国の会長であるPeter Latham氏が選出されました。

3)事務局長からは2016年の回顧として下記の点が指摘されました。
森林管理認証については、前年比13%増の約3億3万ヘクタールとなり、特にオーストラリア、北米、ロシアの伸びが目立つ。COC認証については、全体的にはやや低成長であったが、そうした中でも、ドイツ、スペイン、中国などで大きな増加が見られた。 一方では、COC認証が伸び悩む国などもあり、そうした原因や今後の対処、例えばPEFC認証林やCOC認証企業の地理的分布が欧州や北米に集中している現状打破のために取るべき戦術やPEFCの認知度 アップのためのロゴ使用規則の改正などを含めたブランディング戦略に関する活発な議論が出席者によって展開されました。

この中で、2020の東京五輪を控え、6月にPEFCとの相互承認を達成した日本におけるSGEC森林管理認証やCOC認証の急速な増加が指摘され、今後のさらなる成長への期待も込めて注目を集めました。

 

エコプロダクト展2016出展のお知らせ

2016年 11月 29日

この度、国際森林認証制度PEFCは、12月8日より3日間にわたって東京国際展示場(ビッグサイト)にて開催される「エコプロ2016」に緑の循環認証会議(SGEC)と共同名義で出展します。
2020年の東京五輪関連施設や印刷物に認証材や認証紙の使用が見通される中、森林認証や認証品への関心が高まっています。
PEFCとSGECの共同ブースでは、PEFCやSGECに関する資料や認証品を展示しております。
ご来場の際はぜひPEFCとSGECの共同ブースにお立ち寄りください。

詳細は下記です。
日程:2016年12月8日ー10日 10:00 – 18:00(最終日のみ17:00まで)
会場:東京国際展示場 東1棟 「森からはじまるエコライフ展」エリア 小間番号F-24
ブース名:国際森林認証制度PEFC/緑の循環認証会議(SGEC)

皆様のご来場をお待ちしております。

「九州産材PRセミナーin東京」のお知らせ

2016年 11月 21日

この度、一般社団法人九州経済連合会主催、林野庁九州森林管理局および九州7県の後援により「九州産材PRセミナーin東京」が開催されます。
このセミナーは、九州産材の使用促進を通じ、九州の森林・林業・木材産業の活性化を図る活動の一環で、2020年の東京五輪関連施設への九州産材活用をPRするものです。
ご関心のある方や関係者の皆様は、ぜひご出席ください。

「九州産材PRセミナーin東京]
日時:平成28年12月5日(月)15:00-17:00、 受付:14:30
場所:鉄鋼会館8階 801会議室 (東京都中央区日本橋茅場町3-2-10)
詳細:ご案内・連絡先  セミナー内容(予定)

森林認証と金融機関のコラボ

2016年 11月 10日

11月10付の日刊木材新聞は、鹿沼市森林認証協議会が6月にSGECのFM認証とCOC 認証を取得したことと関連し、10月24日に地元の金融機関である鹿沼相互信用金庫とのに鹿沼産の森林認証品の利用促進に関する覚書を締結したことを報じました。
この覚書により、認証材を活用した住宅のローン金利は通常より0.1%低く設定されることになります。
PEFCは、森林認証制度と金融機関のコラボレーションによる認証材の需要増とCOC取得拡大は、PEFCが目指す持続可能な森林管理の普及と林業の振興、地域社会の経済発展に大きく貢献するものとして、こうした動きを歓迎しております。

ラトビアで初、民有林がPEFC認証を取得

2016年 11月 1日

ラトビアで民営のMA Kraslava 森林組合がグループ認証によってPEFCの認証を受け、これがラトビアで初めての民有林によるPEFC認証となりました。今回は、グループに参加の23戸の林家が合計417Haの認証取得となりました。

 

PEFCラトビアのMartins Ailts理事は、「今回、ラトビアで初めてPEFCのグループ認証による恩恵を受ける林家となれたことを大変嬉しく思っています。PEFC認証によって、林家が持続可能な森林管理の実践を示し、認証材市場へのアクセスを得、さらに政府からの支援を受ける可能性を得ることができました。」と、述べました。

 

グループマネジャーであるValērijs Drozdovs氏は、「最善でありたいと言う意志と認証がもたらす恩恵が認証取得への動機となりました。」と今回の認証取得の理由を説明しました。

PEFC認証製品のご紹介

2016年 10月 25日

この度PEFCのロゴが付いた身近な生活用品が発売されました。

一つは日本製紙株式会社の紙パック事業本部製造による飲料用紙パックで、今回は埼玉県の乳業企業である森乳業株式会社が販売する牛乳やコーヒー牛乳用の紙パックなど12品目に使用されています。
これは日本におけるPEFC認証の飲料用紙パックとしては初めてのケースで, 今後の環境配慮型紙パックの普及に大きな弾みとなることが期待されます。

pefc_certified_paper_packages

もう一つは、トンボ鉛筆株式会社が発売した色鉛筆「ハローネイチャー缶入り12色」と「ハローネイチャーギフトセット」です。
こちらもPEFC認証の色鉛筆としては日本初で、 環境にやさしいPEFCの認証鉛筆や文房具の普及に大きく貢献することが見込まれます。

この商品の詳細は下記をご参照ください。

http://www.tombow.com/press/161014_2/

 

wataboku_logo

hncolorpencil

hngiftset1

福島県セミナー「森林認証材の国際競技施設への活用に向けて」のご報告

2016年 10月 4日

去る9月29日(木)、木材合板博物館の主催、福島県木材協同組合連合会の共催および林野庁の後援により掲題のセミナーが開催されました。
fukushima2リオのオリンピック・パラリンピックが終了し、いよいよ2020年の東京大会が迫る中、オリンピック・パラリンピック関連施設に地元の認証材を使用したいとの機運が全国的な広がりを見せています。そうした機運を反映して、会場となった郡山市のビッグパレットふくしまには地元の林業、木材業、設計・建築業、行政などから多数の方が参加しました。
セミナーでは、木材・合板博物館の副館長平川泰彦博士による司会の下に、下記の方々による講演がありました。
・「国際森林認証材の国際競技施設への活用意義」
PEFCアジアプロモーションズ 事務強調 武内晴義 氏
・「県内森林認証材の現状」
南会津森林認証推進協議会 会長 関根健裕 氏
磐城造林株式会社 代表取締役 小野勝史 氏
・「福島県の森林と木材の現状:
森林空間線量の現状、安全な木材製品等生産施術検証・開発事業」
福島県木材協同組合連合会 専務理事 宗形芳明 氏

fukushima最後の質疑応答では、小規模林家の認証参加へのハードルの克服、福島県における放射線洗浄の実態、認証規格における放射線関連要求事項の追加の見通しなどに関するテーマが取り上げられました。

最後は、福島県産認証材を東京五輪関連施設に使ってもらうために全員が一丸となって頑張ろうとの出席者全員のエールでセミナーが締めくくられました。

PEFCプロジェクトCOC認証のパンフレット

2016年 9月 12日

この度PEFCアジアプロモーションズでは、スポーツ施設、国際イベント会場、学校、船舶など公共建築物や木材高層建築物など の認証に求められるPEFCプロジェクトCOC認証を概説するパンフレットを作成いたしました。
環境配慮型の木製建築物を企画されておられる建築士や企業の方はぜひご参考にして下さい。
このパンフレットは下記で閲覧可能です。
PEFCプロジェクトCOC認証
PEFCプロジェクトCOC認証(簡易版)
または、
PEFCAPニュースレターとパンフレット

page top