PEFC フォレストウィークのご報告

2016年12月21日

2016年11月14日からインドネシアのバリ島において第21回PEFC総会を兼ねるPEFCフォレストウィークが開催されました。この総会で新しくPEFCに加盟した3か国を加えて 総勢46か国となったPEFCが主催するこのフォレストウィークには約50か国から様々な関係団体、関係者約230名が参集し、 「持続可能な生計のための持続可能な景観」のテーマの下に持続可能な景観のために森林認証が貢献できる可能性について活発な議論が行われました。

アジア地域においては、近年地元の森林認証制度の立上げとPEFCへの加盟の動きが急速に進んでおり、今回はアジアでの開催ということもあって、アジア諸国からの出席者が目立つイベントとなりました。

PEFC総会や加盟メンバー会議においては、2015年度の決算や2016年度の予算の承認に加えて、下記が議題とされそれぞれ承認、議論されました。

1) 2016年には、新規メンバーとしてPEFCハンガリー、大韓民国(KoPI)、PEFCルーマニア、PEFCマケドニア、タイ森林認証協議会(TFCC)が加盟を認められ、これによりPEFC加盟の森林認証制度を有する国は46か国となりました。
さらに、緑の循環認証会議(SGEC)、マレーシアの人工林管理規格(MTCC)の承認、およびスロバキア、ノルウェー、ロシア、ドイツ、チリ、ラトビアの認証制度が再承認されました。
また、国際ステークホルダー会員として新たに4団体が承認され、世界各地の計29団体がPEFC国際ステークホルダー会員となっています。
2) PEFC会長としてPEFC英国の会長であるPeter Latham氏が選出されました。

3)事務局長からは2016年の回顧として下記の点が指摘されました。
森林管理認証については、前年比13%増の約3億3万ヘクタールとなり、特にオーストラリア、北米、ロシアの伸びが目立つ。COC認証については、全体的にはやや低成長であったが、そうした中でも、ドイツ、スペイン、中国などで大きな増加が見られた。 一方では、COC認証が伸び悩む国などもあり、そうした原因や今後の対処、例えばPEFC認証林やCOC認証企業の地理的分布が欧州や北米に集中している現状打破のために取るべき戦術やPEFCの認知度 アップのためのロゴ使用規則の改正などを含めたブランディング戦略に関する活発な議論が出席者によって展開されました。

この中で、2020の東京五輪を控え、6月にPEFCとの相互承認を達成した日本におけるSGEC森林管理認証やCOC認証の急速な増加が指摘され、今後のさらなる成長への期待も込めて注目を集めました。

 

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